2019.11.13 2019.11.13
トイレの水が出ない原因は大きく分けると7つあります。
この記事ではトイレの水が出ない7つの原因を詳しく解説していきます!
そして、トイレの水が出ない原因ごとの対処法もお伝えするので、この記事を読むことでトイレの問題が解決するはずですよ!
また、トイレをあなた自身で直すことができないときに頼れる『水回りの専門業者』に修理を依頼するときの相場料金も合わせて掲載しているので参考にしてみてください。
記事の内容
トイレの水が出ない7つの原因と対処法を徹底解説!
あなたのお家のトイレの水が出ない原因は、次の7つの原因のいずれかに当てはまるはずです。
- トイレの止水栓が閉まっている
- 地域・建物全体が断水している
- タンク内の浮き玉が他の部品に引っかかっている
- タンク内のゴムフロートが外れている
- タンク内のフィルターがつまっている
- タンクに繋がる給水管に故障・不備がある
- 水を流すレバーが壊れている
これらの7つの原因の内どれか1つにでも当てはまればトイレの水が出なくなることがあります。
それでは、トイレの水が出ない原因を1つずつ解説していくので、どの原因に該当するのか確かめながら読み進めてみてください。
原因1|トイレの止水栓が閉まっている
トイレの止水栓が閉まっている可能性は低いかも知れませんが、念の為トイレの止水栓が開いているかどうか確認してみてください。
また、トイレの止水栓の開きが不十分な場合も水が出にくくなるので、一度止水栓の開き具合を確認しましょう。
もし、止水栓の開きが不十分であれば、マイナスドライバーで反時計回りに回して止水栓を開けましょう。
原因2|地域・建物全体が断水している
急にトイレの水がでなくなった場合、地域全体や建物全体が断水している可能性も考えられます。
もし断水しているのであれば、お風呂やキッチンの水も出にくくなっているのでトイレ以外の水道がいつも通り流れるかどうか確認しましょう。賃貸物件の場合は管理会社や大家さんに連絡して確認してみてください。
原因3|タンク内の浮き玉が他の部品に引っかかっている
トイレのタンクの中にはタンクの水位を調整する『浮き玉』という部品が取り付けられています。

この浮き玉が他の部品などに引っかかっていると水が出なくなることがあります。浮き玉が引っかかっているだけであれば取り外して正常な位置に戻してください。
もし、浮き玉が破損していたり、アームから外れている場合は修理が必要となります。トイレのメーカーから部品を取り寄せるか、『水回りの専門業者』に依頼して浮き玉を修理しましょう。
浮き玉に異常がない場合は、浮き玉の付け根にある『ボールタップ』という部品の破損も考えられます。ボールタップは複雑な部品なので確認が難しいですが、破損や欠けがないかどうかチェックしてみてください。
原因4|タンク内のゴムフロートが外れている
タンク内には『ゴムフロート(フロートバルブ)』というタンクの蓋をする役割の部品があります。
まずはゴムフロートが外れていないかどうかを確認しましょう。ゴムフロートが外れているとタンク内に水が溜まらないので、レバーを引いても水が流れなくなります。
また、ゴムフロートが摩耗することで、タンクに水が溜まらなくなっている可能性もあります。一度ゴムフロートを取り出して、ゴムフロートの状態を確認してみてください。
もし、ゴムフロートのゴムが劣化している場合などは部品の交換が必要です。ゴムフロートをメーカーから取り寄せるか水回りの専門業者に修理を依頼してください。
原因5|タンク内のフィルターがつまっている
トイレの種類によってはタンク内にフィルターが設置されているタイプのものがあります。
このフィルターは水道管から流れてくる水のサビやゴミなどをキャッチして水を綺麗にする効果がありますが、長年使用しているとつまりを起こすことがあります。
もし、フィルター搭載のトイレを利用されているようでしたらフィルターの汚れも確認してください。フィルターが汚れているようなら歯ブラシなどで綺麗に掃除してつまりを除去しましょう。
原因6|タンクに繋がる給水管に故障・不備がある
タンク内に異常があるせいで水がたまらないこともありますが、タンクの外側でトラブルが発生していることもあります。
その中でトラブルを起こしている可能性があるのが『給水管』です。
給水管には『ストレーナー』という網状のフィルターのようなものが取り付けられていて、このストレーナーの網に汚れが溜まりつまりを起こして水が通っていない可能性があります。
給水管のストレーナーのつまりは、モンキーレンチで取り外すことによって確認できます。
お家にモンキーレンチがある場合はご自身で確認されることも可能ですが、モンキーレンチがない場合は水回りの専門業者に依頼して確認してもらいましょう。
原因7|水を流すレバーが壊れている
トイレの水を流すレバーが壊れていて水が流れない可能性も考えられます。
レバーが動かなかったり、空回りしている場合はレバーの故障を疑いましょう。
もし、レバーが空回りする場合は、タンクの中に繋がっている鎖が切れている可能性があります。また、レバーから鎖につながる部品が折れている可能性もあるのでタンクを開けて確認してみてください。
レバーや鎖の破損が判明したら、メーカーから部品を取り寄せるか水回りの専門業者に依頼して修理を行ってくださいね。
他の症状については、トイレ詰まりの症状と対処方法をまとめた次の記事もご参考ください。
トイレの水が出ない故障の修理にかかる相場料金

最後にトイレの修理を業者に依頼した時の相場料金をまとめました。
| 作業内容 | 相場料金 |
|---|---|
| 止水栓交換 | 約8,000円〜 |
| ゴムフロート交換 | 約8,000円〜 |
| ボールタップ交換 | 約8,000円〜 |
| 浮き玉交換 | 約7,000円〜 |
| 水道管のパッキン | 約8,000円〜 |
| トイレタンク交換 | 約70,000円〜 |
業者によっては作業料金に加えて基本料金、出張料金、夜間対応料金などが加算されることもあります。
それを踏まえると、トイレの修理が部品の交換のみで完了する場合は1万円前後が相場料金と言ったところです。
最悪のケースではトイレのタンクを丸ごと交換することになりますが、その場合は高額な修理費になります。修理費が高額になるよであれば、複数の業者で見積もりを取ってコスパの良い業者を選ぶと料金を安く抑えることができます。
業者では無料見積りを実施しているところが多いので、遠慮することなく見積もりだけ取って料金を比較してみてください。他社の見積もり額を提示すると値下げ交渉に応じてくれやすくなるので、少なくても2社以上の業者で見積もりを取ってください。

トイレの水が出ない時に関する質問
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水が出ないときにまず何をすべきか?
止水栓を閉まっているかどうかを確認しましょう。止水栓は一般的にトイレの周囲の壁と床に付いています。止水栓が閉まっている場合はマイナスドライバーで開けましょう。
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トイレタンクの部品は自分でも交換できますか?
部品はメーカーからの取り寄せになりますが、自分で交換することが可能です。難しい場合は専門業者に依頼しましょう。
-
専門業者に修理を依頼した場合の相場料金を教えてください。
タンク内の部品の交換であれば1万前後で修理してもらえます。タンクの交換の場合は複数の専門業者にお見積もりを取りましょう。
業者に依頼した場合の相場料金 -
修理料金を安く抑える方法を教えてください。
キャンペーンや割引を利用できる専門業者を探すか、複数の専門業者で見積もりを取ることで、修理料金を安く抑える可能性が高いです。当センターでは、「今すぐ」安心して依頼できる専門業者をご紹介しています。





































